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[ 2012年12月26日 ] 兵庫県の建設業界の現状と来年に向けて・・。

今年最後の更新となりました。一年間ありがとうございました。皆様はこの一年間いかがでしたでしょうか?

「兵庫県の建設業の現状」としては、公共投資の減少、民間設備・住宅需要の減少、加えて同業者間の競り合いもあり、事業者数は減少傾向にあるとともに収益面でも厳しい状況が続いている・・と日本銀行神戸支店が分析しています。

兵庫県の建設業許可業者数は19,330社(平成24年3月末)、全国で8番目に多く、許可を取得していない業者を含めると膨大な数に上ると思われます。そんな中で受注確保に凌ぎを削っているのが現状です。また1業者当たりの請負金額も減少傾向に有り厳しい受注環境にあることもうかがえます。

当社に於いても、建設業許可の維持に必要な届出や入札参加資格申請等を『今年はやめときます・・。』と見送るお会社もあります。公共工事の受注は難しく、民間工事にしても厳しい発注額・・等により経費の削減はやむを得ないことも分からない訳ではありません。

こうした状況の中にあっては、「自ら仕事を獲得する」、「自ら提案する」といった企業努力が必要になってくると思います。
実際に具体的な取り組みをされている事例をご紹介します。
 ○少子高齢化の進展により新規住宅着工の増加が見込めない中、「地域密着」の特性を生かして増加が期待される維持更新事業(リフォーム)の需要獲得に努力されています。
 ○内装工事の際に「空調設備の有効活用」等を合わせて提案し受注につなげています。得意分野が異なる他社と連携し、自社の強みを発揮して営業力につなげています。

現状を把握して、ぜひ自社の強みを発揮し、独自の戦略を打ち出していただきたいと思います。

【姫路市業者登録の格付申請が始まります。】
 姫路市に入札参加資格業者登録をされている業者さんは平成25年1月8日から「格付申請」が始まります。入札に参加するためには必ず必要な手続です。又、新規登録も可能ですので、ぜひ新たな可能性にチャレンジしてください。尚、兵庫県は来年度は中間年ですのでお手続は不要です。姫路市同様、新規登録は可能です。登録するには要件がありますので詳細をお知りになりたい方はお気軽にお電話下さい。

                                     新浜 恵子

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