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[ 2012年9月4日 ] 建設業をとりまく現状と対策について・・・その②

前回、建設業の現状を見ていきましたが、引続き現状と対策を考えてみたいと思います。 

地域の建設業は地域経済を支え、災害対応など地域社会の維持に不可欠な役割を担ってきました。しかし現在は地域社会を支えてきた建設業が疲弊し、災害対応等の維持も困難となってきています。

そして、若年者の入職も減少し、建設業を支える技能・技術の承継が問題となっています。加えて公共工事の縮小、少子・高齢化等によるリフォーム工事や維持管理等への比重が増加していくなど、建設業界は大きく変化してきています。

このような状況に於いて、どう発展していけばいいのでしょうか?

国の「建設産業の再生と発展のための方針」が打ち出されていますが、その計画の中では『人を大切にする施工力のある企業』を基本においています。これは全ての業種において基本精神におくべきことではないでしょうか。会社の方向性はここから示されてくると思います。

会社を成長させるには自社の強みを作り出し、それを伸ばすことが求められます。わが社を伸ばすポイントはどこにあるのでしょうか?ぜひ真剣に考えてみてください。

まず、技術面はどうでしょうか? 職員の方は「資格」をとっておられますか?自分自身のスキルを上げるためにも、そして経審の評点アップにもつながり、全員が技術者集団というのは大きくアピールできる要素と言えます。

加えて、工期等の約束をキッチリ守る、礼儀を尽くす・・等々、考えてみると人として当然の行動がとれているかどうかということですが、「バッチリです!」と言える会社は案外少ないかもしれません。「会社の品格」はここから生まれてきます。 

まずは、「自社の強み!そしてそれをどう伸ばすか?」いっしょに考えてみませんか?

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